ダイキン加湿空気清浄機「TCK70M」

2012年9月頃に発売となった、ダイキン工業製の加湿空気清浄機TCK70Mです。〜約30畳(加湿時:プレハブ〜17畳/木造〜10畳)を適用床面積とする、家庭用としては中型機です。

この機種は "通販専用モデル" だとされており、一応新製品だともされていますが、実のところ、前年度型の「MCK70M」と同一品のはずです。機体スペック、使用フィルター、全ての表示において違いはありません。ただ、ボディカラーに関してのみ2色⇒1色に減らされており、ホワイトの1色のみとなっています。

2012年度の、このクラス(適用床面積)の本当の新型機種は、「MCK70N/ACK70N」です。そちらでは、2012年度からの新機能 "アクティブブラズマイオン" や、加湿量の3段階選択化、eco節電モード時の、空気が綺麗な際には運転を止めてしまい、たまに風を送る "みはり運転" の追加等なされています。
適用床面積も、加湿時を含めて約1畳分増え、8畳空間での清浄時間も、約10分⇒約9分に短縮されていますが、適用床面積は実際30畳⇒31畳に増えただけですので、これは恐らく数秒程度の違いで、9分台に突入したのだと思われます。

ただし、"しずか" モード時には、送風量の強化がなされ、運転音が17dB⇒23dBに上がってしまっています。なので、敢えてこの大きさの機種を小部屋で使うような場合には、旧モデルであるこの「TCK70M」の方が良いと言えるでしょう。
また、デザインもこちらは液晶の部分が丸くて微妙に愛嬌がありますが、本当の新型の方はスタイリッシュなので、置く部屋に似合うか、また、好みの問題もあるかもしれません。
価格面でも、こちらは中身が旧型の分安く売られていますので、その面だけでも、こちらにも選択の余地があると言えるでしょう。

一応この機種の性能的特徴としては、新機能の "アクティブブラズマイオン" はなくても、CMでお馴染みの "光速ストリーマ" を備えています。これは空気清浄機本体内限定のイオンで、フィルターに捕獲した物質や、本体内を通過する空気に効果を発揮します。具体的には、消臭や抗菌・抗ウィルスの効果があるとされ、CMでは、フィルターに捕獲した花粉を芯まで分解するとしています。フィルターは、一応10年間交換不要ですし、普段のお手入れはプレフィルターという目の粗いフィルターを掃除機で吸ってやれば済む話ですので、特にそこまでの必要はないはずですが。
また、 "光速ストリーマ" は、加湿フィルターや給水トレイ内の水も除菌可能ですので、それらを綺麗に保ちやすいともされています。
花粉の芯までの分解や、水除菌は、ダイキンの "光速ストリーマ" だけの性能という事になっています。

フィルターに関しては、ダイキン製の非加湿除加湿機(各々1機種のみ)、そしてのこの「TCK70M」を含む加湿型の最上位の空気清浄機では、電気集塵という方式が採用されていまして、フィルターとホコリをそれぞれに帯電させてそれらをくっ付ける、単なるフィルター方式ではない効率的な集塵方法を取っています。その為、10年後のフィルター性能(約10年間交換不要を謳う製品の全て)は、他社では業界基準である初期の50%程度になるのに対し、ダイキン製で10年間交換不要となったフィルターを使う、2011年度以降の加湿空気清浄機の場合は、10年後でも70程度%残るとされています。…ただし、そのような方式の為、フィルターの目の細かさ自体は、普通より粗いとされています(…そこが電気集塵式を当てにして良いのか、微妙な所でもあります・・・)

ダイキンの加湿空気清浄機では、"ダブルパスミキシング方式" と呼ばれる加湿方式が採用されており、ファンが起こした風の全部を加湿フィルターに当てない為に(加湿フィルターを迂回する分の風が多い)、空気清浄機が放出する風の温度が下がりにくいのと、シャープ製やパナソニック製と違って、加湿時にも空気清浄適用床面積が下がらないのがウリとなっています。しかし、それだと加湿フィルターが使用や劣化で詰って来た場合には、加湿フィルターを送風ファンの起こす風が避ける確率が理論上高くなるはずでして、実際私の持っている「MCK55L(⇒「シャープ・パナソニック・ダイキン比較」)は、使用頻度が少ないのに、シャープ製やパナソニック製と比べて妙に加湿しなくなりました。以前は理由が分かりませんでしたが、現在は理由は多分それだと思っています。不自然に高性能な面があって、どこにも皺寄せがないということは、やはりないのでしょう。

この「TCK70M」には、通販限定モデルの下位の中型機種として、やはり2011年度型の継続販売的機種であるTCK55M(本当の新型は「MCK55N」)がありますが、主な違いとしては、そちらはフィルターが電気集塵方式ではない、単なる普通のフィルター式です。ダイキンの通販限定モデルは、2012年度現在、これら2機種のみの展開となっています。
(⇒前年度型「MCK70M」/2012年度型「MCK70N」)



色:ホワイト系(W)のみ

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価格は変動します。時価は必ずリンク先にてご確認下さい。

以下オレンジ色の部分は、2012年度型「MCK75N」の数値です。

加湿空気清浄時
運転モードターボ普通しずか
風量(m³/分)7.04.83.52.21.0(1.7)
消費電力(W)73.0(75.0)W29.0(31.0)W18.0(19.0)W12.0(13.0)W10.0(12.0)W
運転音(dB)52(54)dB43(44)dB36(37)dB26(27)dB17(23)dB
電気代(円/h=1時間)1.61(1.65)0.64(0.68)0.40(0.42)0.26(0.29)0.22(0.26)
通常の空気清浄時
運転モードターボ普通しずか
風量(m³/分)7.04.83.52.21.0
消費電力(W)71.0(73.0)W27.0(29.0)W16.0(17.0)W10.0(11.0)W7.0(8.0)W
運転音(dB)52(54)dB43(44)dB36(37)dB26(27)dB17(18)dB
電気代(円/h=1時間)1.56(1.61)0.59(0.64)0.35(0.37)0.22(0.24)0.15(0.18)
空気清浄適用床面積〜30(31)畳[〜50m²]
加湿時空気清浄適用床面積〜30(31)畳[〜50m²]《同上》
加湿適用床面積プレハブ 〜17(18)畳/ 木造部屋 〜10(11)
[非加湿]空気清浄時間
【8畳にて統一】
約10分
加湿時空気清浄時間
【8畳にて統一】
約10分
加湿方式気化式
ローター式加湿構造
加湿能力600(630)mL/h(1時間)
水タンク容量3.6L
光速ストリーマ
気流制御かえルーバー
(壁際1cmで設置可に)
センサーホコリ、ニオイ、温湿度
フィルタープレフィルター / 集じんプリーツフィルター(帯電集塵機能有) / 加湿フィルター / (別売品)バイオ抗体フィルター
フィルター交換不要期間交換不要 / 約10年 / 約10年間 / 約1年
(仕切りは上の欄に対応)
運転モード手動5段階切替 / 省エネ自動運転 / ecoモード / 花粉モード / のど・はだモード
切タイマー〇(1・2・4時間)、&入タイマー(4・6・8時間)
チャイルドロック
インバーター
質量(kg)12.5kg
外形寸法(cm)幅39.5cm×奥行28.7cm×高さ61.0(62.0)cm


  交換用集塵フィルター「KAFP029A4」

定価:5,775円 | 交換の目安:約10年 | お手入れの目安:これ自体は不要ですが、プレフィルター部を2週間に1度掃除機+水洗い

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  交換用加湿フィルター「KNME017B4」

定価:3,150円 | 交換の目安:約10年 | お手入れの目安:1ヶ月に1度

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  バイオ抗体フィルター「KAF029A4」

定価:2,100円 | 交換の目安:約1年 | お手入れの目安:お手入れ不要

※約1分間で濾したウィルスを全て抑制(無力化)するという、高性能なオプション品です。

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価格《最安値》1,600円(送料別)〜1,600円(送料別)〜amazon

価格は変動します。


  別売専用キャスター「KKS029A4」

定価:2,730円(4個組&ストッパー付きのよう)

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価格《最安値》2,400円(送料別)〜2,400円(送料別)〜amazon

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関連リンク:

TCK70M うるおい光クリエール ハイグレードタイプ スペック|(ダイキン公式サイト)