「クリエア7」日立 多機能空気清浄機

[2009年度]日立製の、ダイキン製が源流となる除加湿清浄機は、多機能空気清浄機クリエア7と呼ばれています。

前年度型の「EP-CV1000」では、何と「空気快適ロボ」という、何となく心配になるサブネームがあったのですが、現行型の「EP-DV1000」ではなかったことにされています。(笑)

「クリエア」は日立製の空気清浄機の愛称(「Clear Air」)ですが、では「7」は何かと言うと、

  1. 空気清浄
  2. 強脱臭
  3. 加湿
  4. 肌保湿
  5. 除湿
  6. 衣類乾燥
  7. 結露セーブ

との話です。ダイキン製クリアフォースとの違いを見てみると、まずそちらでは除加湿機の特性をウリにつなげた "水de脱臭" という、強力な加湿⇒除湿で部屋に染みついたニオイを水分に溶かし出し、除湿で回収するという新しい脱臭法があるのですが、それがこの「クリエア7」にはありません(特許があるのかも)。ただ、その代りクリエア7では "強脱臭" というフィルターでの強力脱臭を謳っています。例えば、ダバコ臭だと3分間(自然減は0)で87%の臭気を除去するとされています。

クリアフォースには "おやすみランドリー" というモードがありますが、これは静音を優先する衣類乾燥モードです。もしかしたら、欲しい方もいらっしゃるかもしれませんが、クリエア7にはありません。

加湿能力の関係で、加湿量自体は双方公表値は同等なのですが、こちらは加湿方式が気化式で、むこうは気化式+ヒーター式なので、クリアフォースの方が低温下でも安定した性能が出るかもしれません。

クリエア7には "結露セーブ" モードが、ダイキンには "ハウスキープ" モードがありまして、基本的には両者とも室温の低下に合わせて除湿をONにするモードです。しかし、ダイキンのみ、加湿から直接除湿に切り替わります。

クリエア7には "肌保湿" という妙なモードがありますが、これは普通の加湿が湿度50%に設定されているのに対し、このモードだと60%に設定されています。…単にそれだけの話です。

あと、微妙なようですが、クリエア7では風向ルーバーを操作して、風をワイドに出したり、どこかで一点に集中するようにタイトに出したり出来るので、衣類乾燥に便利だと一応ウリになっています(涼むのにも便利らしい)。また、これには部屋の空気を回転させる単なる送風モード(サーキュレーターの代わりになる)もあるようです。


また、空気清浄機分野全体として日立製がダイキン製と違うのは、イオンを機外に飛ばすことです。日立は2010年から「アレルオフイオン」という(勝手な)名称のそれ程性能の高くないイオンを実用化しています。これも、何故か書かれてはいませんが、原理的にニオイに効果があるはずですので、ニオイに対しては、ご自慢のフィルターと合わせてそこそこなのかもしれません。(ただし、ダイキン製には光触媒脱臭というのもあるので、ダイキンとは良くて同等止まりかも)

ただ、ダイキン製はイオン発生用光速ストリーマを、加湿フィルターに照射しているため、フィルター(一応全部のフィルターに当たるよう)自体と、そこに付いた加湿水が常に除菌されて清潔です。ただ、そう言われるのを予想してか、日立製も水タンク内に簡単な除菌装置を取り付けてはいます。

両者には、集塵フィルターの形態にも違いがあり、ダイキンが普通性能のフィルター+プラズマ集塵(ホコリを帯電させ、ホコリ同士でくっつけて大きくし、フィルターに引っかける)を行っているのに対し、日立はHEPAフィルターという高性能フィルターを使用しています。どちらが性能が高いかと言えば、恐らくHEPAでしょう。また、ダイキンはそれが仇となってフィルターが煙を吐き、リコールに至りました。


あとは、日立製ではリモコンが付いています。機能の多い機種ですので、リモコンはあった方が便利かもしれません。(ただし、空気清浄機においてはリモコンは一般的ではなく、基本的には必要のない物のようです)

逆にダイキン製MCZ65Kでは、「洗えるニオイとる〜ぷ」という、本体にセットすることで効果が復活するミニ脱臭器が付いてきます。靴箱なんかに入れて使うものです。



▼2012年度型

型番EP-HV1000
商品画像HITACHI プロアクティブ クリエア 除湿・加湿空気清浄機 ホワイト EP-HV1000-W
空気清浄適用床面積〜25畳
加湿時適用床面積(カッコ内は木造和室)〜14畳(〜8.5畳)
除湿時適用床面積(鉄筋/プレハブ/木造)〜16畳 / 〜12畳 / 〜8畳
空気清浄時間(8畳にて統一)約11分
アレルオフイオン×
加湿方式気化式
加湿能力540mL/h
水タンク容量約3.5L
除湿方式デシカント方式
(吸湿剤式。非コンプレッサー)
最大除湿量約6.5L/日
気流制御自動ルーバー
(=風向自動制御)
センサー温度・湿度・ニオイ・ホコリ
フィルターアレルオフ微細じんHEPAフィルター / ナノテク脱臭フィルター / プレフィルター
(オプションでダチョウ抗体フィルター有)
フィルター交換不要期間アレルオフ微細じんHEPAフィルターは約10年、ナノテク脱臭は約10年、加湿フィルターは約36ヶ月
(ダチョウ抗体フィルターは1年毎)


▼2011年度型

型番EP-GV1000
商品画像
空気清浄適用床面積〜25畳
加湿時適用床面積(カッコ内は木造和室)〜14畳(〜8.5畳)
除湿時適用床面積(鉄筋/プレハブ/木造)〜16畳 / 〜12畳 / 〜8畳
空気清浄時間(8畳にて統一)約11分
アレルオフイオン×
加湿方式気化式
加湿能力540mL/h
水タンク容量約3.5L
除湿方式デシカント方式
(吸湿剤式。非コンプレッサー)
最大除湿量約6.5L/日
気流制御自動ルーバー
(=風向自動制御)
センサー温度・湿度・ニオイ・ホコリ
フィルターアレルオフHEPAフィルター / ナノテク脱臭フィルター / プレフィルター
(オプションでダチョウ抗体フィルター有)
フィルター交換不要期間アレルオフHEPAフィルターは約8年、ナノテク脱臭は約10年、加湿フィルターは約36ヶ月
(ダチョウ抗体フィルターは1年毎)


▼2010,09年度型

型番EP-EV1000(2010年度型)EP-DV1000(2009年度型)
商品画像HITACHI 空気清浄機 クリエア EP-EV1000 W HITACHI クリエア7 多機能空気清浄機 EP-DV1000-W
空気清浄適用床面積〜29畳(48m²)〜29畳(48m²)
加湿時適用床面積(カッコ内は木造和室)〜17畳(〜10畳)〜17畳(〜10畳)
除湿時適用床面積(鉄筋/プレハブ/木造)〜18畳 / 〜14畳 / 〜9畳〜18畳 / 〜14畳 / 〜9畳
空気清浄時間(8畳にて統一)約10分約10分
アレルオフイオン×
加湿方式気化式気化式
加湿能力650mL/h650mL/h
水タンク容量約3.5L約3.5L
除湿方式デシカント方式
(吸湿剤式。非コンプレッサー)
デシカント方式
最大除湿量約7.3L/日約7.3L/日
気流制御自動ルーバー
(=風向自動制御)
自動ルーバー
センサー温度・湿度・ニオイ・ホコリ温度・湿度・ニオイ・ホコリ
フィルターアレルオフHEPAフィルター / ナノテク脱臭フィルター / プレフィルター
(オプションでダチョウ抗体フィルター有)
アレルオフHEPAフィルター / ナノテク脱臭フィルター / プレフィルター
フィルター交換不要期間アレルオフHEPAフィルターは約8年、ナノテク脱臭は約10年、加湿フィルターは約5年
(ダチョウ抗体フィルターは1年ごと)
アレルオフHEPAフィルターは約8年、ナノテク脱臭は約10年、加湿フィルターは約5年


関連リンク:

[除湿・加湿]空気清浄機:日立公式サイト

企画担当者に聞く - 噂の"ダチョウ抗体フィルター"を採用した多機能空気清浄機「クリエア7」(マイコミジャーナル)